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アンティーク 大銚子 結婚式用 三々九度
¥8,000
大正から昭和にかけての大きな銚子です。 家紋が金蒔絵されていることから自邸で行われた結婚式で使用されたもので、注文主は大きな屋敷を構える富裕な家であったと思われます。 元々蓋がありましたが破損により現在は付属しておりません。 蓋が無いためどのような家紋であったかも不明です。 他に同紋お揃いの三つ組み盃と盃台がありましたが破損のため廃棄いたしました。 目立ったキズや汚れは無く。銚子の中も比較的キレイです。 木製に漆塗りの銚子は熱を逃しませんので冷酒でも熱燗でも温度が保たれます。 全体のお色は魔を除ける赤になります。 天然木、本漆、本金使用。 洗浄し消毒済みです。 箱はございません。 よこ 22cm 奥行(直径) 15cm 高さ(取手込)21.8cm 高さ(胴部分)8.5cm
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アンティーク 三組盃・盃台 鶴亀蒔絵
¥150,000
鶴と亀が蒔絵された三組盃(みつぐみさかずき)と盃台です。 時代は大正から昭和にかけてのものです。 盃には飛翔の鶴、盃台には日の出鶴が蒔絵で施され、盃台の足部分に水際で遊ぶ亀が描かれています。 いづれも蒔絵の最高技術を駆使した見事な出来栄えです。 鶴は千年の瑞鳥(ずいちょう)、亀は万年の霊亀(れいき)として古来より長寿の象徴とされてきました。 また鶴は「夫婦鶴」といわれるように夫婦円満の象徴でもあり、亀は不老不死の仙人の使いとされ知恵の象徴でもあります。 漆器においては松竹梅と並び最も好まれる縁起ものといえます。 古いものですが状態は良く保たれています。 キズ、欠け、汚れなどはございません。 桐箱に整理札が付いており、自家の蔵の美術品に番号を振って整理したのもので富豪のお家の収蔵品であった証です。 また桐箱は内部の湿度を一定に保つことから乾燥を嫌う漆器には最適な入れ物になります。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。
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輪島塗 結び熨斗蒔絵 屠蘇器セット
¥45,000
輪島塗の屠蘇器セットで「三つ揃え」といわれます。 「銚子」「三組盃・盃台」「屠蘇器台」の三点セットです。 文様は「結び熨斗」で「束ね熨斗(たばねのし)」ともいわれます。 幾本かの熨斗を束ねて結んだもので、お目出度い熨斗を重ねることで益々お目出度さが増すという縁起ものです。 束ね熨斗の文様は着物の柄でも多様され豪華さを競っています。 20~30年前のものですが、古さを感じさせないキレイさです。 実際に屠蘇酒などを容れて使用したことはありませんが、お正月に何度か飾った程度で多少微キズはございますが目立ったキズは無くきれいな状態です。 箱は桐箱で、中の湿度を適度に保ちますので乾燥を嫌う漆器には最適な入れものです。 桐箱入りは高級品の証しでもあります。 紙箱とウコン布が付いていますので、ウコン布で包み紙箱に入れて桐箱に収納いたします。 うこん布はウコン(ターメリック)で染めた布で防虫効果があるため美術品を包むのに使用されます。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。
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輪島塗 一后作 沈金 大きな銚子
¥33,000
一后作の輪島塗大振りな銚子です。 文様は鶴に老松、お目出たい文様で沈金で加飾されています。 沈金とは、漆を塗り重ねて出来上がった器にノミで文様を彫り、彫ったミゾに金を埋め込む(沈める)技法をいいます。 輪島で発達した技法で輪島塗を代表する技術となっています。 箱書きのとおり作家さんは「一后」さん。 輪島塗の有名作家さんで、「漆芸 一后」と名乗る「松田良輝」さんの作品です。 全体的にキズは無く、きれいです。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱は杉箱になります。
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アンティーク 秋草に桐紋 吸物椀5客
¥18,000
秋草に桐紋が金蒔絵された吸物椀5客です。 お椀の蓋と本体ともに縁に金が施されています。 全体的に薄造りで軽いものです。 大きさ、形、文様から女性専用に作られたものになります。 当時の相当な富裕者の注文品と思われます。 お椀の中にうっすらと白っぽい水垢状の汚れがあります。 経年による木の乾燥により、本体に歪みがあり蓋を乗せるとピッタリ収まらず少々隙間ができます。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱はありません。 (お椀の大きさの標準は、直径12cmです) サイズ 全体:直径 11.7cm 高さ 9cm 蓋:直径 10.8cm 高さ 3.6cm つまみの高さ 0.8cm 胴部分:直径 11.7cm 高さ 5.6cm 高台の高さ 0.9cm
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未使用 会津塗 梅に流れ 吸い物椀5客
¥20,000
未使用、長期保管品です。 紅梅に流水が描かれた会津塗の吸い物椀5客です。 尾形光琳の国宝「紅白図屛風」から紅梅と流水を模しています。 木箱に「山田漆器会館」製とあります。 「山田漆器会館」は福島県の会津地方有数の観光地でしたが現在は閉館しています。 木地を補強するために布を張ってその上から漆を塗り重ねており、輪島塗と同じ技法で作られています。 お椀の中に光を当てると、布目とその下に木目が見えます。 実際汁を容れて使用したことはありませんが、目立たない程度にわずかに微キズ、小さなこすった跡などがあります。 天然木、天然うるし使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱は木箱で、経年による木の変色や汚れ、小さな破損があります。 (吸い物椀の標準の大きさは直径が12cmです) サイズ 全体:直径 12.5cm 高さ 9cm 胴部分:高さ6.2cm 高台の高さ 1cm 蓋:直径 11.7cm つまみの高さ 1cm
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未使用 コシノジュンコ 漆塗 葉書入れ
¥2,800
デザイナーのコシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)さんデザインのはがき入れです。 漆は本うるし使用で、梅の文様はプリントと思われます。 デパートの松坂屋で販売されていたものです。 葉書や定形封筒が入る大きさです。 未使用品、長期保管品になります。 見だったキズは無く、微キズ程度はあります。 箱は紙箱です。 サイズ:よこ 15cm 奥行き 24cm 高さ 4.3cm
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アンティーク 銚子 鶴と若松 蒔絵
¥60,000
写真は光を当てて撮っています。 料亭などでお正月に使われたお酒を容れる銚子です。 大正から昭和にかけてのものです。 鶴と若松が金蒔絵で描かれています。 鶴は千年で長寿の象徴。 若松も「めでためでたの若松様よ」と唄われるように不老長寿の象徴です。 また若松はお正月に年神様を迎えるための門松に使われます。 漆器のお銚子の中でもこのような筒形の形状は大変珍しいものです。 蓋の取手は銀メッキです。 状態は全体的に使用感が少なくキレイです。 中(お酒を容れる部分)には多少汚れがあります。 実際にお酒を容れて使用すると、内側が酒垢や水垢などでうっすら白っぽくなるものですが、そのような跡はありません。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱はございません。 サイズ:よこ 14.5cm 奥行 10.6cm 高さ(取手込) 17.6cm 蓋の直径:9.9cm
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未使用 アンティーク 大 水注ぎ
¥11,000
散水 お茶注ぎ 花器 花生け じょうろ 水入れ 酒器 lacquerware gold lacquer 大きな水注ぎです。 水注ぎ、酒注ぎ、お茶注ぎ、などの用途に使われたと思われます。 昭和初期のものです。 花生けにも良いと思います。 お色は濃いオレンジ色です。 内部に液体を容れた形跡がない未使用品です。 裏底の周囲にひび割れがありますが、水を容れる内部は漆が固く付いていますので水漏れはありません。 天然木、天然うるし、本金使用 洗浄し、消毒済みです。 箱はございません。 サイズ 全体:横 26cm 奥行き 19.3cm 高さ(取っ手込)36.5cm 本体)直径 19.3 高さ(取っ手含まず) 18.5cm
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未使用 輪島塗 萩蒔絵 吸い物椀5客
¥50,000
秋の七草のひとつ、萩(はぎ)が描かれた輪島塗の吸い物椀五客です。 草かんむりに秋と書いて「萩」、秋の七草の代表です。 萩は古くから日本人に愛され、万葉集で詠まれた花で一番多いのが萩でもあります。 萩は141首、次は梅で118首、ちなみに桜は50首です。 源氏物語や枕草子にも萩が登場するほど貴族に愛されたお花になります。 お色は漆器には珍しい薄い緑で、「草原に萩」を表しています。 未使用ですが、長期保管品として出したり仕舞ったりはしていますので、そのためかすかに微キズはございます。 天然木、天然うるし使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱は杉箱になります。
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大名 黒田・小笠原 婚礼調度
¥100,000
江戸期 重箱 菓子器 盛器 福岡藩 小倉藩 徳川期 大名道具 漆器 美術品 lacquerware gold lacquer 江戸時代の大名家である、福岡藩47万石の黒田家、小倉藩15万石の小笠原家の婚礼道具になります。 縁高(ふちだか)という、お茶会で主菓子を容れて供する器です。 本来は5段重ねですが、2段失われて今は3段のみが残りました。 福岡藩黒田家の家紋である藤巴(ふじどもえ)と小倉藩小笠原家の家紋である三階菱(さんがいびし)が描かれています。 数えると藤巴の家紋が多く描かれていることから小笠原家から黒田家へ嫁いだ姫君のものと思われます。 歴史的には、小倉藩初代の小笠原忠真の長女市松姫が福岡藩三代の黒田光之に正保4年(1647年)に嫁いでいます。 今から372年前のことになります。 この婚礼を祝い、名刀「博多藤四郎」が黒田家から小笠原家に贈られており、昭和初期まで小笠原伯爵家が所有していました。 東京都新宿区河田町にあるレストラン小笠原伯爵邸はご子孫の邸宅跡です。 実際に使用もできますが観賞用やインテリアとして、歴史的な文物、美術品としての価値が高いかと思われます。 状態です。 全体に数か所塗り直しの跡が見られます。 箱の中は全体的に白っぽい汚れがあります。 1箱の中程に8cmほどのひび割れがありますが、底まで割れは届いていません。 蓋の表に当たってヘコんだ跡があります。 箱はございません。 洗浄し、消毒済みです。 サイズ 全体:よこ 18.2cm 奥行き 18.2cm 高さ 19.5cm 箱(3箱とも同じ大きさ):よこ 18.2cm 奥行き 18.2cm 高さ 6.3cm
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アンティーク 状態良し 蘭・菊・竹・梅 蒔絵 大銚子
¥120,000
植物の四君子が蒔絵で描かれた大きく平らな平銚子です。 大正から昭和にかけてのものになります。 四君子(しくんし)とは、植物の「蘭、竹、菊、梅」を言います。 これらの植物が、徳や学識が高く、清廉で高潔といった君子の特性を持つとされ、着物をはじめ様々な物の絵柄に描かれ吉祥文様として好まれてきました。 四季を代表する植物でもあることから、この銚子が1年を通して使用できるという意味でもあります。 漆器としての加飾には、「高蒔絵」と「研ぎ出し蒔絵」の技法が使われています。 特に「研ぎ出し蒔絵( とぎだしまきえ)」となると漆器として注目度が高く、手間をかけるため高価になります。 高蒔絵(たかまきえ)は金を盛り上げて立体感を高めたもの。 研ぎ出し蒔絵は、蒔絵の上にさらに漆を塗り、乾いたところを上の漆を研磨して下の蒔絵を浮き出したものです。 金蒔絵が平面調になり優雅で上品さが増します。 また、金が剥がれずらくなります。 状態は良く、経年なりに多少の汚れはあるものの、無キズの美品になります。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。 箱はございません。 サイズ 全体:幅 19.5cm 奥行き 14.4cm 高さ(取手込) 18.4cm 本体(取手抜):直径 14.4cm 高さ 7.8cm
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アンティーク 徳川家 三葉葵紋付き 調度品
¥200,000
江戸時代、幕末くらいの徳川家三葉葵紋付きの行器です。 行器(ほかい)とは、大名など位の高い方たちが行楽の際に食事を容れて持ち運んだ器です。 行楽の器から行器の名が付いたという説があります。 形や塗り、漆の質、傷み具合から江戸期のものと思われます。 徳川家の三葉葵が付いていますが、広く徳川一門に使用された家紋です。 徳川宗家(将軍家)、徳川御三家、徳川御三卿、松平家一門などがあります。 また、これら一門から他の大名家などに嫁がれた姫君や養子に入られた若君などが持参したため、各地の大名家の記念館や博物館に残っています。 状態ですが、古くしかも消耗品であるにもかかわらず悪くはありませんのでインテリアとしてお使いいだけると思います。 大きな欠けや破損などはありませんが、全体的に小さな欠けや破損、スレや汚れはあります。 長い年月が経って木型の乾燥による収縮があり、それに伴って漆のひび割れが表面の数カ所に見られます。 歴史的なものですので、漆の塗り直しや修復はぜず、オリジナルのままにしてあります。 飾り紐は正絹で新品です。 天然木、天然うるし、本金が使用されています。 収納箱はございません。 サイズ:直径 48cm 高さ 45cm